先生!Nさんが泥沼に誘導しようとしています。
2008年6月17日 カメラ&映像 コメント (4)自分への戒めと警告。
※ちなみに以下のテキストは次のように置き換えが可能である。
・一眼 ⇒M:tG、自作PC、カスタム自転車
・レンズ⇒カード、CPU/GPU、コンポーネントパーツ
■何が問題になろうとしているか。
↓予想される2年後の我が家。
ヨメ:もみじちゃん!だれにそんなこと聞いてきたの!!(怒
無駄遣いしちゃダメっていったでしょう!!
もみじ:(涙目)元常駐のNさんが・・Nさんが・・・・うわーーーーーーん。(大泣)
周りの人に聞くと多かれ少なかれこのような傾向があるようだ。
「あーオレの兄貴も一眼買ってからめちゃくちゃ凝っちゃってね〜。」
「うわー。一眼ってめちゃくちゃ金かかる世界だよな。お前は嵌るなよww」
なんて言葉を嫌ほど聞かされる。
いやな予感。スタート。
■そもそもの原因は。
なんでこんななことになってしまうのか。
一眼のディープな世界とはレンズへのお布施の世界でもある。
上級信者になろうものなら1本あたり8〜20万くらいのレンズにお布施を収めることにためらいは無い。いつのまにか呆れるほどのレンズコレクションがズラリ。
一眼の入門書を見ると、どの本でも「レンズ交換で広がる一眼の世界」なんて章がが必ずあっていて否応なしにその世界へと誘う。
-----------------
♪君と子供の笑顔をこの一枚に。3万8千円。(Sigma 30mm F1.4 EX DC HSM)
♪思い出の花びらを誓いとともにいつまでも。3万6千円。(Sigma 17-70mm F2.8-4.5 EX DC MACRO HSM)
♪旅行先での壮大な光景。5万5千円。TOKINA AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm F3.5-4.5
♪運動会。たくましく成長した我が子を見守る望遠レンズ。5万6千円。AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-F5.6G (IF)
・・・アルバムに残した君との思い出。プライスレス♪
-----------------
てな感じである。
↑にあげたものは最もリーズナブルなクラスのレンズの値段だが、ジャンキーが見れば「いや、このレンズだけじゃダメですから・・・こっちにしましょう!」と、さらに高価なレンズを勧められる事は覚悟したほうがいい。
なんでコンデジからのステップアップでいきなり数十万の予算を計上するところからスタートなのかと小一時間・・・。
そもそも彼らはどこで人の道を踏み外したのか。
■原因は。
一眼を持つといつのまにかこんなロジックが頭の中に構築されてしまうらしい。
(全員が全員とは言わないがまーこんなもんだ。)
1.思い出を写真に残そう!(←ヘタなりにいっぱい写真をとる。)
↓
2.思い出は何にも替えがたいよね!!(←いろいろと研究し始める。)
↓
3.思い出を残せる写真は何にも替えがたいよね!(←この辺りでおかしくなる)
↓
4.せっかくの一瞬は最高の形で残そう!(←腕が上がらないのを機材のせいにし始める)
↓
5.じゃあ最高のレンズを・・・(←泥沼)
つまり手段が目的にすりかわるその瞬間がやばい。
手段が目的になるとその最高のプロセスを求めるようになるがこれは際限が無い。自分自身、MTGでもPCでも自転車でも思い当たる節が山のようにある。
最近だと実は結婚とDIYがヤバかったがこれは時限的に消滅する運命にあるからなんとか常人を保っていられただけだ。
■こうならないために。
いま自分が居るのが1〜2付近だ。
3〜4.をスルーできるかがポイント。
5.は、「こんな画を撮るんだったらこういう機材が必要だけど値段がなぁ・・」
などと言いながら家計横目に悩んでいるのが理想形。
「せっかくの一眼が・・・」や「思い出は大切なの!」は排除したい、
「No Photo, No Life」などもってのほかである。
一眼のよさはあくまで道具の使いこなしとして追求するのがいい。
趣味にしてしまうと一巻の終わりだ。
いまなら間に合う。
まーあれだ。
嵌ってしまうと熱が冷めるまで薬はないから気をつけろってなw
※ちなみに以下のテキストは次のように置き換えが可能である。
・一眼 ⇒M:tG、自作PC、カスタム自転車
・レンズ⇒カード、CPU/GPU、コンポーネントパーツ
■何が問題になろうとしているか。
↓予想される2年後の我が家。
ヨメ:もみじちゃん!だれにそんなこと聞いてきたの!!(怒
無駄遣いしちゃダメっていったでしょう!!
もみじ:(涙目)元常駐のNさんが・・Nさんが・・・・うわーーーーーーん。(大泣)
周りの人に聞くと多かれ少なかれこのような傾向があるようだ。
「あーオレの兄貴も一眼買ってからめちゃくちゃ凝っちゃってね〜。」
「うわー。一眼ってめちゃくちゃ金かかる世界だよな。お前は嵌るなよww」
なんて言葉を嫌ほど聞かされる。
いやな予感。スタート。
■そもそもの原因は。
なんでこんななことになってしまうのか。
一眼のディープな世界とはレンズへのお布施の世界でもある。
上級信者になろうものなら1本あたり8〜20万くらいのレンズにお布施を収めることにためらいは無い。いつのまにか呆れるほどのレンズコレクションがズラリ。
一眼の入門書を見ると、どの本でも「レンズ交換で広がる一眼の世界」なんて章がが必ずあっていて否応なしにその世界へと誘う。
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♪君と子供の笑顔をこの一枚に。3万8千円。(Sigma 30mm F1.4 EX DC HSM)
♪思い出の花びらを誓いとともにいつまでも。3万6千円。(Sigma 17-70mm F2.8-4.5 EX DC MACRO HSM)
♪旅行先での壮大な光景。5万5千円。TOKINA AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm F3.5-4.5
♪運動会。たくましく成長した我が子を見守る望遠レンズ。5万6千円。AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-F5.6G (IF)
・・・アルバムに残した君との思い出。プライスレス♪
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てな感じである。
↑にあげたものは最もリーズナブルなクラスのレンズの値段だが、ジャンキーが見れば「いや、このレンズだけじゃダメですから・・・こっちにしましょう!」と、さらに高価なレンズを勧められる事は覚悟したほうがいい。
なんでコンデジからのステップアップでいきなり数十万の予算を計上するところからスタートなのかと小一時間・・・。
そもそも彼らはどこで人の道を踏み外したのか。
■原因は。
一眼を持つといつのまにかこんなロジックが頭の中に構築されてしまうらしい。
(全員が全員とは言わないがまーこんなもんだ。)
1.思い出を写真に残そう!(←ヘタなりにいっぱい写真をとる。)
↓
2.思い出は何にも替えがたいよね!!(←いろいろと研究し始める。)
↓
3.思い出を残せる写真は何にも替えがたいよね!(←この辺りでおかしくなる)
↓
4.せっかくの一瞬は最高の形で残そう!(←腕が上がらないのを機材のせいにし始める)
↓
5.じゃあ最高のレンズを・・・(←泥沼)
つまり手段が目的にすりかわるその瞬間がやばい。
手段が目的になるとその最高のプロセスを求めるようになるがこれは際限が無い。自分自身、MTGでもPCでも自転車でも思い当たる節が山のようにある。
最近だと実は結婚とDIYがヤバかったがこれは時限的に消滅する運命にあるからなんとか常人を保っていられただけだ。
■こうならないために。
いま自分が居るのが1〜2付近だ。
3〜4.をスルーできるかがポイント。
5.は、「こんな画を撮るんだったらこういう機材が必要だけど値段がなぁ・・」
などと言いながら家計横目に悩んでいるのが理想形。
「せっかくの一眼が・・・」や「思い出は大切なの!」は排除したい、
「No Photo, No Life」などもってのほかである。
一眼のよさはあくまで道具の使いこなしとして追求するのがいい。
趣味にしてしまうと一巻の終わりだ。
いまなら間に合う。
まーあれだ。
嵌ってしまうと熱が冷めるまで薬はないから気をつけろってなw