VSシステム

2005年9月5日 ゲーム
(日曜日の追加-1)
 体調がよくなかったので夕方までおとなしくカード整理。
 夕方頃大泉でVSシステムの勉強会をしてるのを知ってたので
興味がてら遊びに行ってみる。

〜〜〜〜
■VSシステム
 店長とお客様の三人が講習会をしていたので横から見せてもらう。
マジック以外に手を出すつもりはないので横で見せてもらうだけ。

マジックに例えながら概要。

A.ライフ50。ライブラリ40枚。初期手札4。ドローは2枚ずつ。手札上限ナシ。
B.マジックで言うフェイズは双方が同時に行なう。
 プレイヤーAが優先権(イニシアチブ)を持つターン、
 プレイヤーBが優先権を持つターン、を交互に行なう。
 大雑把に書くとターン進行は次のような感じ(用語は多少間違ってるハズ)
 
 1.ドロー(お互いに2枚引く)
 2.リソース(土地を1枚置く)
 3.リクルート(メインフェイズ)
 4.フォーメーション(カード配置による戦闘隊形を組む)
 5.コンバット(戦闘)
 6.リカバリー(マジックで言うアンタップと再生が行なわれる)

C.ドローは毎ターン2枚。
D.カードは裏返しに場に置くことでリソース(土地)としても使える。
 コストに色の概念はない。
E.リクルート(カードのプレイ)のために土地はタップしない。
 7枚のリソースなら合計7までのカードをリクルートできる。
 リソースになっているインスタントもプレイできるのでムダにはならない。
F.フォーメーションはカードの配備。戦闘フォーメーションを決定する。
 カードの配置位置は手前からリソース列(土地しか置けない)、
 サポート列(基本的に攻撃参加できない)、フロント列(攻撃に参加できる)
 と決まっている。
 クリーチャの主な能力に、飛行、レンジといったサポート列への攻撃を
 可能にするものがある。
 さらに隣接するカードに対して影響する能力をもつ生物もいるので
 戦闘フォーメーションの決定が戦闘に大きな意味をもつ。
G.相手にクリーチャがいないかぎり、戦闘はクリーチャ同士が行なう。
 「クマでそのエルフにアタックしま〜す。」は正解。
 攻撃は1体ずつ行い、相手のフォーメーションを攻略する。
 攻撃に参加したクリーチャはタップ状態になる。
 パワータフネスの差で決着がつくのはマジックと同じ。
 クリーチャは全てトランプル持ちなので戦闘で発生した余剰ダメージは
 本体に飛ぶ。(余剰ダメージでなくリクルートコストだった気もするが)
 クリーチャは致死ダメージを受けてもすぐには死なない。
 スタン(気絶状態)して裏返るだけだが、最後のリカバリーフェイズでは
 スタン状態のクリーチャは1体しか表返ることは出来ない。
 表返ることが出来なかったクリーチャは墓地に置かれる。
 一度の戦闘で2体以上のクリーチャをスタンさせるのが基本になる。
H.リカバリーフェイズは、スタン状態のクリーチャを1枚だけ表がえし
 タップ状態のカードをアンタップする。

いろいろ間違ってるかもしれないけどおおよそこんな感じ。
初心者相手のマジックは楽しい。
何が面白いって普段のマジックで見えてこない面白いものがいっぱい見えてくる。

# 件の社会人ぎゃざ部ネタ。
# 彼らは9E中心+タッチCKブロックであそぶ資産もスキルも初心者のグループ。
# 身内だけで遊んでいる彼らにトーナメントデッキ中心の常識は
# 通用しない。身内ガンメタ上等♪
# 脳ミソが溶けそうな文が山のようにあるので覚悟。


 VSシステムを見学していると件の社会人ぎゃざ部の面子が来る。
この日はGreenとBlack。

・・周り、マジックをやる客がいない。
店長:「ご指名でぇーっす♪」

有無をいわさずご指名かいw

Greenに緑黒コモン単と青パーでお相手。
Greenは頑張る子だ。(といっても社会人だけど)
デッキもプレイも初心者だが私がお会いした中で一番"オーラ"がある。
ただ、初心者同士でやってるせいかルールにあやふやなところが多い。
おかしいプレイをルールの説明をしつつ矯正。
ボセイジュライフ支払い忘れ、マナを残さない戦闘、タップした土地に
源獣プレイ、イサオ二重だし、etc..
ウン、身内だけじゃなくて他の人と遊んだ方がイイヨ(汗

デッキがイビツに感じたのでついでに診断。
彼らの身内メタと資産を考慮しつつ土地を中心にいじる。
土地20枚+ラノ桜で大地の怒り・・・気持ちはわかるが抜く。
もちろん魂のカード2/7蜘蛛を抜くような野暮はしなかったが。
青に勝てないというので低マナ域にシフトし、よりよい品物、3/3、
ヴァルショクの鉄球追加。

よりよい品物の使い方も回し方も知らなさそうだったので、
こちらも緑黒の「よりよい品物入りデッキ(9版単)」を使って
スパーリングしながらチュートリアル。

(1.ヴァルショック鉄球〜3/3ラノエル)
序盤こっちがMorningstarを先に引いてしまったのでラノエルに鉄球。
3/3ラノエルでガシガシ殴る、エルフが死んだら5/5アーモドン、
死んだら4/3先制ネクラタール。それが死んで3/3のラノエル・・・
ね?鉄球強いでしょ?(赤青剣?十手?ナニソレおいしいノ?)

(2.よりよい品物〜戦闘ダメージのスタック)
さらにGreaterGoodも先にこっちが先に引いてしまったのでここぞとばかり。
鉄球クロコダイルを相打ちダメージスタック後にサクる。
ごっそりのアドバンテージにGreen驚愕。
・・ダメージスタックのトリックは桜しかできないと思ってなかったらしい。
さらに「エンチャント(場)」と書いてないのでどう使っていいか
わからなかったとか、この能力は一回しか使えないとか・・・。
コラコラw

(3.ウンパス〜4/4飛行なんて小さいよね?)
 さらにGreenの手札1の状況。
 こちら: ウンパス。手札のクリーチャ、どうぞ。
 Green:???、じゃあ絹鎖の蜘蛛だします。(手札0)
 こちら: もういっかいウンパス。手札のクリーチャ、どうぞ。
 Green:うわ??!!
 次のターン、鉄球付きの8/8ウンパスが襲い掛かる。
 ・・・どうやら脳内でウンパスはゴミカードに映っていた模様。
 Green:「相手のクリーチャ出ちゃうじゃーんと思ってたぁ」
 (そう考えるのが普通の初心者の反応です。安心してください。)
 ・・・いや、出てくるのなんて4/4セラ天とか
 5/6マハモティ程度でしょ。殴り合ったらどっちがつよい?
 ウンパス最強説浮上。
 (イワモリ?マハモティに勝てないヤツなんざお勧めできねぇw)

(2.上級トリック〜レミイの戦闘じゃないんだから)
ゲームを変えての終盤。双方によりよい品物が出揃う。
Green:源獣付き森x2 + アンタップ森4 + タップ森4 + ラノ + 品物、
手札1、ライフ4
こちら:ウンパス+鉄球ネクラタル、手札4枚。
--
こちら:「2体でアタック」
Green:ブロックして死にます。
・・いやいや(;^ー^、せっかく品物の使える面白い状況だから。
 先制攻撃と通常攻撃の解決方法を説明し、ひとつづつ。
 (こっちの手札にあったダーバニはひとまず握りつぶし。)
 →ネクラタルの先制攻撃ダメージスタック後、タール側源獣サクリファイス
 →森が墓地、源獣手札に。
 →ドロー4(森x2、2/7蜘蛛、巨大化
・・・(内心らっきー♪と思いつつも)「さぁどれをとろう?」
Green:蜘蛛!
・・・ココハ巨大化デス(そんなに蜘蛛好きですか?
 →巨大化をウンパス側源獣にプレイして7/7にする。
 →通常ダメージスタック
 →ウンパス死亡(こっちの品物はひとまず「忘れて」おく)
 →手札には源獣x1。戦闘終了。
Green、めまぐるしく展開する戦闘に目が点になってる。じゃあもう一度最初から。
で、第二メインフェイズにルートワラ(日を浴びない方)をプレイしたのち、
・・・じゃあそっちの源獣(7/7)もこっちのターンエンドにサクリファイスしてみようか?
Green:え?そんなことできるんですか?
・・・手札2枚でしょ?死ぬよ?
 →サクって源獣手札戻しドロー7。お好きなカードを手札に残してください。

・・・7枚ドローは刺激が強かったらしい。

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