自分向けメモ。書きかけにつき順次メンテナンス予定。

※【注意】この記事の方法を参考に、あるいは実践することによって撮影が失敗しても責任は負えません。(むしろ何らかの失敗が発生するでしょう。)この記事は「カメラ素人で天体素人が自分の撮影のためのメモとして作成」していることをあらかじめご了承ください。

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■関連過去記事(というか書き散らかし):
http://hrurr.diarynote.jp/201112111156027211/
http://hrurr.diarynote.jp/200812021747052094/
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 この手の一生に一度あるかないかのイベントの経験として一番よろしくないと思うのは「撮影に気を取られて体感できなかった」ということ。子供の運動会なんかでビデオ撮影に夢中になってしまっている親に、「ビデオと遊んでるくらいなら、その目に感動と臨場を焼き付けて子どもと分かち合えよ!」といいたくなるあのパターン。最も大切なことはこのイベントををその体で体感することなのは知っているはずなのにどーしてもカメラと遊んでしまう。

 ある方によると、日食とは「どんなに準備しても完璧な写真なんて撮れることはない。何らかの反省が残る。」ものだそうで。極端なことを言えば、撮影を生業にしている方ならともかく我々素人は現象に没頭するのが一番で「写真などプロに任せてしまえばいい」というのが勝ち組の考えだと思います。

とはいうものの、やっぱり何らかの思い出の証が欲しいし、それなりに見られる写真だって何枚かは残したいんだよ・・・。

ならば撮影はカメラマンをあらかじめお願いするか、写真を割り切るか、可能な限りの自動撮影でまかなう努力が必要だ。

努力しない人にはなにも降ってこない。

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■Solar Eclipse Maestro(SEM)を使った自動撮影
 上海日食では準備にさんざん苦労した自動撮影ソリューション。
前回はcron+gphoto2などという苦肉の選択もしたけれど、今回はこれに決め打ちして使い倒すことにする。最悪、各種食イベントのタイマーとしてだけでも便利なので持っていて損はない。

■Solar Eclipse Maestro(SEM)について。
 http://xjubier.free.fr/en/site_pages/solar_eclipses/Solar_Eclipse_Maestro_Photography_Software.html
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【意訳】
 SEMはMacOSで動作する日食シミュレータとデジタル一眼による自動撮影を統合したソフトウエアです。観測場所を設定することでその場所における食現象におけるさまざまな情報を前もってシミュレーションすることができます。また自動撮影のための撮影プログラムを前もってユーザが用意すれば、最大4台のカメラを制御可能な自動撮影を行なうこともできます。
SEMはフリーウエアですが寄付はいつでも受け付けています。
↓詳しくは下記。
http://xjubier.free.fr/en/site_pages/solar_eclipses/Solar_Eclipse_Maestro_Help/SolarEclipseMaestroHelp.html
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■SEMのインストール
 説明不要だった。インストールして終わり。

□使い方。
※書きかけ。本家をベースに自分用に意訳+注釈し、自分のチェックリストとして再編成。

参考:
http://xjubier.free.fr/en/site_pages/solar_eclipses/Solar_Eclipse_Maestro_Help/pgs2/btoc4.html

□SEM起動前にすること
1.スクリーンセーバーや電源OFF,スリープ機能をOFFにする。
2.SEM以外のカメラを検出するソフトをOFFにする。
3.カメラ側のUSB設定を変更する。
 Nikon:MTP/PTPモード。
 Canon:持ってないからよくわからない。
4.カメラ側の設定
 撮影モードをマニュアル(M)にする。
 カメラやフラッシュ,AF,をOFFに。
 レンズの手ぶれ防止などもOFFに。

□SEMの設定
5.SEMを起動して初期設定。
 Setup→Choose Solar Eclipse から観測する日食を選択。
 Observer→Locationで観測地に関する情報をセットアップ。
 (GPSが接続されている場合はその情報を取得)
 ⇒観測地情報を保存。

6.SEMの情報が正しいか確認。
 ⇒SEMの情報が正しいかほかの情報ソースを使って確認。
 ※うっかり誤差があると日食のようなデリケートなイベントでは使い物にならない。
 忘れがちな誤差としてPCの誤差修正を忘れた!というやつだったりするから
 計測器の誤差はあらゆる面で事前に潰しておく必要がある。
 ★⇒確認の方法としてどんなものがあるか追記必要?

7.★カメラ接続のセットアップ
 ※読んでない。どうやら下記のようなことが書いてあるっぽい。

 ①空のメモリカードを準備せい。
 (何かが入っているとMacが勝手に写真の読み込みを始めてしまう?
  →そんなことはなかった気がする。)
 ②USBでつないだカメラの電源ON。
  (Firewire接続は自分が機器をもっていないのでパス)
 ③Hardware Configrationで下記をする。
  ③-1検出されたカメラの確認。
  ③-2複数のカメラを繋いだ場合、カメラごとに違う名前を与える。
  [Refresh]:接続のリフレッシュ。
  [Synchronize]:カメラの日付、時間を同期してくれるらしい。
  [Fire]:カメラの接続確認。命令をカメラが受け取ったら
   1/2000 f/8 ISO 200でシャッターを切ってくれるはず。
  ??Garmin社のGPS(?)が接続されていればそれも認識される?
   →もってねーよ。

8.★カメラの動作確認
 ※読んでない。
 Camera→Push Shutterで動作確認してね、みたいなことが書いてあるっぽい。

□SEMScriptの構築
9.★スクリプトの作成
 ※読んでない。どうやら下記のようなことが書いてあるっぽい。
 ・カメラスクリプトを作らないとダメだから頑張ってね。
 ・File→Configration Wizardで基本的なスクリプトは作ってやんよ。
  http://xjubier.free.fr/en/site_pages/solar_eclipses/Solar_Eclipse_Maestro_Help/pgs/c1sem28.html
 ・一からつくるんだったら、basic.txtやdeluxe.txtのテンプレもあるからそれを元に作ってね。
 ・スクリプトの簡単な説明。(⇒注:こんな程度で判るかっ!)
 ・スクリプトはテキスト形式だからテキストエディタで編集できるから心行くまでいじってね。
 ・食予報は1~2秒の誤差があるかもなので、余裕をもったスクリプトにするかバシャバシャと大量の写真を取るように設定するといいかもよ。

10.スクリプトのデバッグと修正
 ①スクリプトをFile-Load Scriptする。
 ②エラーがある場合はそのメッセージが表示されるのでスクリプトをそれに従って修正。
 ③エラーが無ければスクリプト実行モードになる。

※自動生成されるスクリプトは最大食前後の(余分な)時間を長くとって作成されている。
 少なくとも必要な時間だけのからのスクリプトに書き換える必要はあるはず。

11.スクリプトの部分テスト
 Observer→Simulated Timeで撮影テスト。
 テストの停止は、Observer→System Timeか File→Unload Script。

 ※スクリプトで行なうことをあまりに欲張りすぎるとうまく動かないことがあるので、
  意図どおりに動くようにスクリプトを修正する。

12.スクリプトのフルテスト
 部分テストが終わったら、スクリプトのフルテスト。
 Observer→Simulated Timeでスクリプトを最初から最後まで動かしてみて、不具合が無いか確認。
 PCが途中でスリープしたり、バッテリ切れを起こしたり、
 途中でメモリカードがいっぱいになったり、カメラの接続が切れたり・・・。
 加えてフィルタの操作などの練習もあらかじめしとかないといけない。

13.スクリプトのバックアップ
 満足な結果が得られたら、スクリプトのバックアップを作っておこう。

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