■Macbook+gphoto2+cron
 自動撮影ソリューションを研究するためにいろいろ金を使ってしまったが、
結局本命はMacbook+gphoto2+cronというフリーウエアの組み合わせ。
Macらしい使い方からはかなり離れた手段になってしまったが、
UNIXらしい使い方ではあるしこれはこれで。
おかげでいろんな勉強も出来た。

NikonCaptureProは結局検討には役に立ったけれど本番では使わないことに。

というわけで現状gphoto2によるデジカメの制御を研究中。
先は見えてきた気がするが、気になる点がいくつかあるので
もう少し研究しないとダメ。

[日食自動撮影ソリューションの選択結論]
・独立型赤外線インターバルタイマー
 ⇒天文撮影のサイトでよく紹介されている手段。
  PCにリアルタイムでデータを取り込めないのでパス。
・Macbook+USBコントローラ+赤外線コントローラ+cron
 ⇒天体撮影の自動制御ではよく紹介されている手段。
  汎用性が一番高い。複数台の複数メーカのデジカメの制御もできる。
  ・・が、機材が多くなるし外乱に弱いか周りに外乱をばら撒く。
  また、直接PCにデータを取り込めないので一発勝負になってしまう。
・Macbook+Nikon Camera Control Pro2(CCP2)
 ⇒純正品を使った制御。
  最もこまやかな制御がGUIで行なえるので検討には役に立った。
  が、CCP2がAppleScriptにもAutomatorにも対応していないので
  日食のような刻々と撮影条件の変わる撮影の自動化には全然ダメ。
  Apertureだと気の効かない制御になるのでもっとダメ。
・Macbook+Nikon Camera SDK+cron
 ⇒研究期間が足りなかったのでパス。
・Macbook+gphoto2+cron
 ⇒linuxのモバイルPCを持って行くなら最良の手段だろう。
 コマンドラインでシャッターを押したりUNIX由来のパッケージ管理に
 抵抗が無ければ。

■将来に繋がるかもしれないガラクタな知識、プライスレス。
 gphoto2に辿り付くまで色んな実験に時間と金を費やしてしまった。

 Nikon Camera Control Pro2 \19k
 玄人志向 赤外線コントローラ \8k
 AppleScriptの教科書 \3k

 将来に繋がるかもしれないガラクタな知識、プライスレス。

■"便利レンズ"で太陽撮影の実験。
タムロンの18-270mmレンズを使って270mmで撮影する場合の設定をチェック。
できれば荷物は1グラムでも減らしたいので持って行くレンズが減らせれば
それに越したことは無い。

とりあえず、欠けを観測するための基準設定。
基準のシャッター速度は1/2000になるようにしたい。

D40+ISO200+270mm+ND4 ⇒ F/20,1/2000
D40+ISO200+270mm+アストロソーラーシート⇒F/10~13,1/2000

昼間曇ったり晴れたりでなかなか思うようにならなかったが、
いっぱい写真を撮って当日気に掛かるところを一つ一つ潰す作業。
で、ここに来てこのレンズの特性なのか太陽の端っこに
どうしても赤いスジらしきものが出てきてしまうのが気に掛かってきた。
回析現象というやつなのか収束性というやつなのかはよくわからない。
だとすればこのレンズは諦めて標準の200mmでやることにしたほうが
いいような気が。でもその場合はD90の解像度が欲しいんだよなぁ。

・・・ま、いいか。

どの写真が正解かなんて無いもんだし、撮影のプロも同行する
らしいので「お手本写真」はその方に任せるとしよう。

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