海外出張(アジア圏)に行くとき、何をお土産にもっていって何をお土産にもって帰ってくるかという話。

■持って行くお土産
対象:日本人出向者
 ふりかけやインスタントみそしるなどが定番かつ無難。但し場所によっては日本製品が普通に手に入ることもあるのであらかじめ欲しい物を聞いておく。でも、実のところ一番喜ばれているのは日本製の日用品を持っていってるときだったりする。海外の日用品は日本ほど品質が高くないので(というか日本が異常に高いだけだが)現地で長期間暮らす出向者には結構深刻。「奥さん用に日本製のシャンプー&リンスセット」だったり「歯磨き粉」だったり「おたふくソース」だったり「ベープの替えカートリッジ」と色んなものをリクエストされるがそこはこちらも喜んで持っていってあげよう。

対象:現地社員
 以前、日本のお菓子だからと饅頭や羊羹、せんべいなんかを持って行ったことがあるがどこの国でも評判はいまいちだった。素直に喜んでもらえる&みんなでシェアできるということで、最近は日本の安い袋入りチョコレート菓子を「量」で持っていくように。森永の袋入り500円チョコ、カントリーマアム大袋、ブルボンルマンドあたりを4袋ほど買っていくのが最近の定番。現地の地元スーパーに行けば判るとおもうが、柔らかさ、甘さ、香り、滑らかさで日本のチョコレートに勝るものは無い。現地のチョコレートは大抵硬かったり(暑くても溶けないように)、甘いだけだったり(カカオは高いので)、舌ざわりが悪かったり(つまり技術的にそこまで進歩していない)なので「日本の庶民的なおやつ」のクオリティの高さにビックリする人もいる。ネスレやロッテなどの外資系菓子は地元でも手に入る事が多いのでパスするのが無難。

対象:その他
 アジア圏の女性は日焼けを極端に嫌うらしく、緯度の割には日焼けしていないことが多い。昔自分用に日焼け止めを持っていって使っていたら、それをくれと言われた。以来、お世話になる通訳さんなどを中心に時々持っていくようにしているが非常に喜んでもらえる。

■買ってくるお土産
対象:会社。
 会社向けのお土産で、外国人向けのお土産店や空港で買ってくるチョコレートなどもってのほかである。「海外に出張行ってそんないいものを喰ってきてると思うなよ!」という意思表示も込めて「地元の人が日常食べているお菓子」を中心に買うことにしている。見た目は無難なものを選んでも大抵は「がっかり」してもらえるのでそういう意味では正解。
(もっとも、空港のお土産チョコで美味しいものなど一つも無いというのが実感。新興国や中国のは極端にまずいが、欧米圏のチョコが美味しいかというとGODIVAなどの高級ブランドを除けば日本産の普通のチョコレートのほうがよほど美味しいし、そもそもGODIVAなら日本でも普通に手に入ってしまうからほとんど買う意味が無い。)

対象:ヨメさん・家族。
 大抵買わない。
どうせヨメさんの欲しがるものなど自分の出張先にほとんど無い。
両親向けに無難なものを買ってくることもあるが余分な心配をかけないためにそうしてるだけ。

対象:友人。
 自分のお土産は基本的に「地雷」と思われているらしい。
が、いつも一番力が入っているのはここだったりする。
「現地語に翻訳された漫画」や日本には絶対輸入されそうにも無い「あやしい日本語のかかれたお菓子や日用品」を買う事が多くそれらを「ネタとして楽しむ」ようにしてる。やっぱり当たり前のものなんて欲しくないでしょ?

そういう意味で先日の中国は実りが少なかったなぁ・・・。

コメント

nophoto
元常駐N
2008年12月25日0:26

地雷っつ~か、安全装置抜いた手榴弾…

はるぅらら
2008年12月25日16:54

そんなことは無い。
常駐Mさんに買ってきてるジュースのお土産は毎回好評ですよ?
シトラス系健康飲料とかキリン生茶(微糖)とか・・・。

他の人に買ってきたものとしては、「めじちぱん」で「とても良ひです」なとうもろこしキャンディー「すつぼい」味のレモンクッキー、「内容量」の替わりに「目方」とかかれているおせんべい、S&Gのわさび・・・などなど。普通に食べられそうなものばかりです。

(いつも旅行者向けの店じゃなくて地元の人向けの店で買っているのでそういう意味では安心かと。)

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