ヨメさんがフランス語教材を色々買い込んで勉強している。
楽しそうに頑張ってるのはいいのだが夜中にやっているので、自分の寝る時間がそれにつられて削られぎみ。

■最初の間は片手間じゃ無理っぽい。
 フランス人に言わせれば日本語使ってるおまえがいうな!って感じだろうが文法とか以前の部分でいやらしい癖があってとっつきにくい・・・というか機械的な暗記に頼らなくてはならない基礎部分が多く、ヨメさんの勉強をを片目で追いつつ学ぶにはちょっと厄介。こういうのは何人かで成果を共有しながらやったほうが楽しいんだけど来年2月くらいまで無理。ゴメン。
 当面は外来語としてのボキャブラリとして生活に取り入れる程度にして文法はしばらくパス。

■教科書を横から盗み見して判ったこと。
・単語をつづりから発音するためのルールが多い。
ルールを覚えれば勝ちらしいがそのルールがかなり多い。たとえば"むっしゅー"と発音する単語がまさかMonsieurと書くとは思ってもみなかった。

・発音しない子音(口だけその形になる、と解釈したらいいのか?)が多い。
 一方で発音しない子音が語尾につくと続く単語の頭にある母音が「発音しないはずの子音」に引きずられて音になって現れる。
→ゆえに発音からつづりを追おうとするときに「なんじゃこりゃ?」な子音に引っかかったり、逆に子音が無いところから複数の子音を脳内補完してスペルに直してやらなくてはならなかったりと忙しい。発音込みで覚えられればいいのだろうがこれは本当に「慣れるしかない」。

・舌と喉と鼻をフル動員する発音がムズい。
→いつだったかフランス人がフランス人に対して「オマエ、フランス語の発音ヘタだな!」なんて言ってたのを覚えているが、たしかにキツイ。"r"の「のどでうがいをするような音」ってなんだw。

・数字の数え方の「例外」が、11~20のほか、70~99にも存在する。
→71は「60と11」なんだと。先日AMCでnicoさんにそのことを言ったら足し算として考えるから難しくなるんだよ、そのまま覚えたらどうって事ないよ、といわれた。ごもっとも。たしかに助数詞(単位)とそれに対する数詞の変化を意識しないとおかしくなってしまう日本の数え方に比べればマシ(*)と思ったほうがいい。

 *おそらく日本の数の表現の面倒くささは世界でも最悪級の複雑さだと思う。
 ひとつ・・・とお("つ"はつかない)、いち段・・・じゅう段、いっ個・・・じゅっ個、ついたち・・ようか・・とおか(11~19は"か"がつかず"にち"で)はつか、etc...どんだけ面倒なんだよと小一時間。ちなみにベトナム語にもこういう変化が多少あるけど多分許容範囲。

・名詞や冠詞の男性・女性(変化しない例外有)。
→学生のときに習った独語にも男性・女性・中性があったのでまあヨーロッパの一方言と捉えればそんなもんか。
だす・です・でむ・だす、だー・であ・でる・でむ・・・・なんて一生懸命覚えたもんな。

・・・・うん、やっぱり機械的に覚えなきゃいけないことが多すぎる。

■そして今日も羊を数えて寝る。
Un mouton, deux moutons, trois moutons, quatre moutons......Zzzz。

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