■汚し塗装
 昨日の続き。
昨日ヨメさんのラック二つを組上げるところまでやったのだが、明日は雨だからと、
ヨメさんが昨日の間におよその下塗り。
今日は今日で曇り時々雨の予想だったこともありヨメさんにしては
早く起きだして(といっても9時くらいだけどな)塗装を始めた。
なぜか午前中自分はそれのお手伝い。

この時点でこのラックは真っ白に塗られるものだとばかり思っていたので。
下塗りが終わったところで、じゃああとは自分でできるよね、と、近所のヤマダ電機にお買い物。

いろいろ商品を眺めている間に電話。
「経年塗装したいから黒のペンキ買ってきて。」

はぁ・・・???

「古い棚みたくしたいの。」

・・・ムラムラ。
つまりあれですか!!
経年塗装というと新しい家具をアンティークのように古く見せたいと!!!
一見では全く見分けのつかないような古さを演出しろと!
ヒロキさんに中野式贋作術の極意ディオラマ塗装の腕前を見せろと!!←人間古過ぎ。

ワクワクする心を抑えて

ーやり方知ってるの?

「なんとなく。」

ーまー待て。ヒロキさんがいろいろやり方知ってるから。

帰り道の画材屋で水性アクリル絵の具のブラック、セピア、ベージュを買い込む。
(これで黄変、垢よごれ、お茶汚れ、カビ汚れ、ホコリ汚れが表現できる基本セットだ。)昔の模型ヲタだった男の心に油を注ぐようなことをしてはいけない。

帰ってからヨメさんにマニュアルとして二冊の本を見せる。
「ホビージャパン:スーパーモデリングマニュアル(MAX渡辺のプラモ大好き!)初級編&上級編」
ー 経年塗装する時によく使うのは墨入れ、ウォッシング、あとヤスリによる塗装ハガシとかハンマーや金槌による凹みなんかがよく行われるんよ。そのやり方が・・・・
話を始めるとなかなか止まらない。
タチが悪い。

ちなみに10年ぶりの本格的な汚し塗装。
そりゃあんた、お手伝いとはいえ楽しむな、という方が無理。
ヨメさんも楽しそうだがこっちはそれ以上にノリノリである。
セピアやベージュで隅っこに墨を入れ汚した濡れタオルで余分な汚れを取る。
ウォッシングで汚れをつけ、さらに経年を表現するために塗料の黄変やホコリ汚れ、カビ汚れ、汚い雑巾で拭いた汚れなどをつけ、スチールウールで角の塗装をはがしていく・・・。
塗装とともに刻まれていく架空の歴史・・・

結果。

昨日組み立てたとは思えない古ぼけ感がえせ贋作術で表現できたと思います。
まージェバンニとはいきませんでしたが、半日仕事としてはかなりうまくできたかな、と。

ふぅ。満足・・。

・・・・って今週自分のことほとんどできてないよ!!

がちょーん・・・orz

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