ユーザーを舐めるなよw
2008年6月3日ttp://itpro.nikkeibp.co.jp/as/SI_excellegacy/index.shtml
この手のソリューション紹介記事を読むたびに頭をよぎるシナリオ。
■1.導入
SI:「会計DBに連動するファイルですね。ではユーザのExcelファイルでDBに連動させたいところを洗い出し、該当する範囲にタグをつけてください。タグの名前は必ず「XX適用業務上期集計結果」になるように運用して下さい。これがDBに連動するためのキーになります。そして保存先は必ずココになるようにして下さい。」
担当業務君:「??ナンデスカそのタグとかキーって???」
SI:「DBと連携するための・・・」
担当業務君:「DB」という言葉が出てきた時点でユーザは頭が真っ白になって以降全く聞こえていないが空気を読んだつもりでわかったフリをする。SIはそれなりの専門知識をもっているがユーザのレベルを考慮しない「高飛車お役所仕事」なのでユーザが自分の仕事に対して小学生レベルだということを理解できない。
担当業務君:「手順を教えてください。コンピューターに詳しいパートのえくせる君にしてもらいますから。(丸投げ。そもそもこいつ自身、単に転記が仕事で、そうすれば上司に文句を言われない、というレベルでしか仕事を理解していないからだ)」
:
えくせる君:いわれた通りこことこことここに範囲名つけておきました。
SI:「ではご覧下さい。ここに入力するだけで会計のシステムに連動していることがおわかりいただけると思います。」
担当業務君:すばらしい!!(副音声:わーい、めんどい転記がなくなった。いわれた数字入れるだけで済むよ!)
担当業務君の上司:すばらしい!!(副音声:なんかしらんがうちもIT化されたぞ!勝手に数字が出てくるようになったぞ!)
■2.運用
:
(数ヵ月後の10月半ば。)
担当業務君の上司:この数字が合ってないような気がするんだけど?9月の数字ゼロだし上期の数字もなんか4月と5月だけ変な数字で増えてる。
担当業務君:言われたとおりにしてますよ?えくせる君なんか判る?
えくせる君:いいえ?いじってませんけど。なんだっけ、これって何か前に入れたなんとかってシステムと連動してるとかいってませんでしたっけ?
担当業務君:そうなの?えくせる君にやってもらったからわかんないんだよね。
えくせる君:僕だって知りませんよ。SIに聞いてみたらどうです?
担当業務君:「何もしてないのにおかしいんです。SIさん、バグって奴ですか?」
SI:「DB連動しているタグが壊れてませんか?このExcelファイルってこれこれのタグがDB連動してますよね?」
担当業務君:???、えくせる君、あの時SIがなんかしてたけど何も教えてもらってないしわかんない。えくせる君聞いて。(←導入時に耳をふさいでおり手順さえ丸投したので判るはずが無い。SIが魔法で手順を省いた、くらいしか理解していない。さらに自分の仕事の手順が元に戻ればいいというくらいにしか思っていない。)
えくせる君:はぁ???(わかるかボケ!)
SI:「(同文繰り返し)」
えくせる君:じゃあxx.xlsを見れば良いんですね。つけた範囲名はこれとこれ・・・あれ??担当業務さん何やったのよ!?集計対象の列ってB2:M11(12列)じゃないの?B2:G11(6列)しか対象になってないし、合計のセルも位置ずれてる、しかも下期なのにこのブック、「上期合計」のタグついてますよ?
担当業務君:あー、それ?下期は上期のコピーつくってやることになってるの。ちゃんと月も9〜3月に入れなおしたしタイトルも下期になってるでしょ。あと見た目悪いから、式入れなおして罫線引きなおして合計はM6からP10にしといた。・・・ところで範囲とかタグって何?
:
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(゜Д゜)・・・・
「XMLファイルでは,数値やテキスト,画像などの属性をタグに表記することで,データの意味を明文化できます。作成者以外のユーザーや他のアプリケーションからもその意味を解釈できるのが利点です」
「DBからExcelを生成してExcelで編集し,再びDBへ格納するというように,ExcelファイルをDBに対する入力フロントとして扱うことができます。業務部門では現状のExcelのレイアウトを1行も変えることなくそのまま活用できるので,導入前後も使い勝手は変わらず,特別な教育コストもかかりません」
この手のソリューション紹介記事を読むたびに頭をよぎるシナリオ。
■1.導入
SI:「会計DBに連動するファイルですね。ではユーザのExcelファイルでDBに連動させたいところを洗い出し、該当する範囲にタグをつけてください。タグの名前は必ず「XX適用業務上期集計結果」になるように運用して下さい。これがDBに連動するためのキーになります。そして保存先は必ずココになるようにして下さい。」
担当業務君:「??ナンデスカそのタグとかキーって???」
SI:「DBと連携するための・・・」
担当業務君:「DB」という言葉が出てきた時点でユーザは頭が真っ白になって以降全く聞こえていないが空気を読んだつもりでわかったフリをする。SIはそれなりの専門知識をもっているがユーザのレベルを考慮しない「高飛車お役所仕事」なのでユーザが自分の仕事に対して小学生レベルだということを理解できない。
担当業務君:「手順を教えてください。コンピューターに詳しいパートのえくせる君にしてもらいますから。(丸投げ。そもそもこいつ自身、単に転記が仕事で、そうすれば上司に文句を言われない、というレベルでしか仕事を理解していないからだ)」
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えくせる君:いわれた通りこことこことここに範囲名つけておきました。
SI:「ではご覧下さい。ここに入力するだけで会計のシステムに連動していることがおわかりいただけると思います。」
担当業務君:すばらしい!!(副音声:わーい、めんどい転記がなくなった。いわれた数字入れるだけで済むよ!)
担当業務君の上司:すばらしい!!(副音声:なんかしらんがうちもIT化されたぞ!勝手に数字が出てくるようになったぞ!)
■2.運用
:
(数ヵ月後の10月半ば。)
担当業務君の上司:この数字が合ってないような気がするんだけど?9月の数字ゼロだし上期の数字もなんか4月と5月だけ変な数字で増えてる。
担当業務君:言われたとおりにしてますよ?えくせる君なんか判る?
えくせる君:いいえ?いじってませんけど。なんだっけ、これって何か前に入れたなんとかってシステムと連動してるとかいってませんでしたっけ?
担当業務君:そうなの?えくせる君にやってもらったからわかんないんだよね。
えくせる君:僕だって知りませんよ。SIに聞いてみたらどうです?
担当業務君:「何もしてないのにおかしいんです。SIさん、バグって奴ですか?」
SI:「DB連動しているタグが壊れてませんか?このExcelファイルってこれこれのタグがDB連動してますよね?」
担当業務君:???、えくせる君、あの時SIがなんかしてたけど何も教えてもらってないしわかんない。えくせる君聞いて。(←導入時に耳をふさいでおり手順さえ丸投したので判るはずが無い。SIが魔法で手順を省いた、くらいしか理解していない。さらに自分の仕事の手順が元に戻ればいいというくらいにしか思っていない。)
えくせる君:はぁ???(わかるかボケ!)
SI:「(同文繰り返し)」
えくせる君:じゃあxx.xlsを見れば良いんですね。つけた範囲名はこれとこれ・・・あれ??担当業務さん何やったのよ!?集計対象の列ってB2:M11(12列)じゃないの?B2:G11(6列)しか対象になってないし、合計のセルも位置ずれてる、しかも下期なのにこのブック、「上期合計」のタグついてますよ?
担当業務君:あー、それ?下期は上期のコピーつくってやることになってるの。ちゃんと月も9〜3月に入れなおしたしタイトルも下期になってるでしょ。あと見た目悪いから、式入れなおして罫線引きなおして合計はM6からP10にしといた。・・・ところで範囲とかタグって何?
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